マイク選びで大切なのは「コンデンサマイクかダイナミックマイクか」だけではなく、使用環境や設置方法、マイクとの距離によって音の聞こえ方は大きく変わります。この記事では、それぞれの特徴や選び方のポイント、配信環境で意識したいセッティングについて紹介します。
こんにちは!エレーナです!
毎日暑い日が続いていますね。
みなさんも熱中症には気を付けて、水分補給を忘れずに過ごしてくださいね!
さて、今回はAVerMediaのマイク…ではなく、「マイクの選び方」についてお話ししたいと思います。
マイクは使う環境や声質、配信スタイルによって選び方が大きく変わるので、今回は「こういう選び方もあるんだな」くらいの気持ちで読んでもらえたら嬉しいです。
仕組みまでお話しするとかなり長くなってしまうので、そのあたりはまた別の機会にご紹介します!
選び方1 コンデンサマイク or ダイナミックマイク
コンデンサマイク
感度が高く、繊細な音までしっかり拾えるのが特徴です。
ある程度環境を整えられるなら、ダイナミックマイクよりも音作りの幅が広がるのが魅力ですね。
ただし、ストリーマーさんの場合はキーボードやマウスのクリック音など、周囲の音まで拾いやすいため、それらも含めて調整する必要があります。少し難易度は高めです。
でも、最近はノイズキャンセリング技術もかなり進化しているので、高いクオリティで運用できるようになりました。大手VTuberさんでも採用されるケースが増えている印象です。特に歌やボイス収録との相性は抜群ですね。
また、ガンマイクのように離れた場所からでも音を拾えるタイプもあります。ダイナミックマイクで起こりがちな「距離が離れて声がかすれる」といった場面の対策にも使えます。
ピンマイクなど種類も豊富なので、「コンデンサマイクは配信向きじゃない」と決めつけてしまうのはもったいないですね。
ダイナミックマイク

ダイナミックマイクは感度が低めで、狭い範囲・特定の方向の音を拾うのが特徴です。
そのため周囲の環境音を拾いにくく、叫び声などもある程度抑えやすいので、ライブ会場のような騒がしい環境でよく使われています。
一見すると「配信ならダイナミックマイクを選べばいいのでは?」と思われがちですが、実はそう単純ではありません。
例えば、防音性の高い部屋では音がこもりやすくなったり、マイクとの距離や位置の調整がシビアだったり、音量設定に苦戦するケースも少なくありません。
実際にダイナミックマイクへ移行したストリーマーさんから「思ったより音量が小さい」という話を耳にすることもあります。
そのため、ダイナミックマイクは「周辺環境に強い」という特徴を活かして選ぶもの、と覚えておくと分かりやすいと思います。
つまり、「結局どっちを選べばいいの?」という方には、
「扱いやすいダイナミックマイク」か、「入門向けのコンデンサマイク」のどちらかを選ぶのがおすすめです。
個人的には、音の調整を学びやすく、フラットな特性でオーディオインターフェースがなくても扱いやすい AM310G2 や、オーテクさんの AT2020USB-XP あたりは最初の1本としていいかもしれません!
最初は「なんで音がおかしいんだろう?」と悩むことも多いんですよね。
オーディオインターフェースはもちろん便利で、エレーナも普段から使っています。
でも、機材が1つ増えるだけで設定やトラブルの原因も一気に増えちゃうので、最初の1本はできるだけシンプルな環境から始めるのがおすすめです!
選び方2 置き場、マイクの向き

ここもかなり重要なポイントです。
ここを間違えてしまうと100万円のマイクでも本来の性能を発揮できません。マイクは製品ごとに「どの方向で使うか」「どこにカプセルがあるか」が細かく決まっています。
例えば、「単一指向性」「カプセルは先端側」「ダイナミックマイク」を口元から50cm離して、さらに上向きで使ったらほとんど声が聞こえません。
実はこの使い方、意外とよく見かけます。
「どうしてこういう使い方が広まったんだろう?」と思って調べてみたことがあります。原因はあるイメージ写真だったんです。
その写真では、ストリーマーさんがモニターの上20cmくらいにダイナミックマイクを下向きで設置していたんです。
見ると「これが正しい使い方なんだ」って思っちゃいますよね。
実は、スポンサーの関係でマイクを映す必要があったことと、収録環境の都合で別のピンマイクを使っていたそうです。
つまり、そのダイナミックマイクは実際には使っていなかった、ということなんです!
実際にはどう使えばいいのでしょう?
・マイクカプセルの向きに合わせる
・指向性に合わせて距離を調整する
この2つを意識すれば大丈夫です。
「マイクは○○cm離して使いましょう」という説明を見かけることがありますが、これは正解でもあり、状況によってはそうではない場合もあります。
例えば環境音をできるだけ抑えたい場合は、マイクを近づけて話した方がいいケースもあります。
壁やモニターの反射音が多い部屋では、距離を離すほど反射音が増えて音がぼやけてしまいます。そういった環境では、できるだけマイクを近づけて話した方がクリアな音になります。
置き場所も同じくらい大切です。
エレーナの場合は、机の振動がマイクへ伝わらないように、ゲームや配信をするデスクとは別の台にマイクを設置しています。さらに、モニターからの反射音を減らせるよう少し高さを出し、見下ろすような角度に調整しています。
エレーナが今使っているマイクはコンデンサータイプのガンマイクです。
周りには検証機材がたくさんあって、PCも2台常に動かしているので、ノイズや振動をできるだけ抑えられるよう、このセッティングにしています。
ちなみに、オーディオブランドのマイクは分解図やマニュアル、動画などが充実している製品も多いので、とても参考になります。
AVerMediaでも、できるだけ実際の使用シーンが伝わるような情報をサイトで紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。
今回はマイクの選び方についてご紹介しました。
「これを選べば絶対正解!」というマイクは実はありません。
ダイナミックマイクだから正解、コンデンサマイクだから正解、というわけではなく、一番大切なのは自分の配信環境に合ったマイクを選ぶことです。
ライブ会場のような特別な環境でもない限り、「これ一択!」とはなかなか言えないんですよね。
もし本当に万能なマイクがあるなら、AVerMediaもきっとその1本だけを作っているはずです!
次回またマイクについてご紹介するときは、オーディオインターフェースとの組み合わせや、さらに便利なTipsもご紹介したいと思います!
それではまたー!